側近逮捕にも変わらぬ支配力 小沢チルドレンは断固支持(スポーツ報知)

 民主党が7月の参院選に比例代表の新人候補として擁立する元プロレスラー・前田日明氏(50)が16日の党大会に姿を見せた。小沢幹事長については「門外漢だから」と言葉を選んだほか、ガールズやチルドレンらも一様に口をチャック。剛腕男の変わらぬ支配力を示す形となった。

 日比谷公会堂の3階席から、前田氏は壇上の小沢幹事長を見ていた。党大会では新人の公認候補をステージで紹介するのが通例だが、調整が難航して急きょ中止が決まった。

 オブザーバーとして出席した元カリスマプロレスラーの口は、意外にも重かった。小沢氏について「門外漢だからね。まだバッジを着けられるかどうかも分からないわけだから」と前置きした上で「両方(検察側と小沢氏側)の話を聞いてみないと。まだ報道だけ。マスコミがどれだけいいかげんかは、よく分かってるから」と慎重に言葉を選んだ。

 数日前に「発言には配慮するように」という事実上の「かん口令」が敷かれた現役議員も、態度は同じだった。小沢ガールズの筆頭格・福田衣里子氏は「事実関係が分かりませんので。何かを言える立場にありません」と言ったきり、追いすがる報道陣を完全に無視。同じ新人の横粂勝仁氏は、元弁護士の立場から「(今回の)逮捕の必要性には、疑問をぬぐえないものがある」と語った。

 今夏の選挙に影響があることは必至の参院議員からも「小沢NO」の声は出なかった。森裕子氏は「これは官僚機構である検察と国民の代表である民主党の全面戦争だ」と共闘を宣言し「(小沢氏の時が)一番拍手が大きかったのではないか」とまで持ち上げる始末。姫井由美子氏は「今の段階で語れることに関しては語ってくれたと信じたい」とし、持ち前の奔放なキャラを封印した。

 土地資金問題が発覚した直後の元日も、私邸で開かれた新年会には過去最多の166人の議員が「小沢詣で」した。党内には「真相が分からないから静かにしている面もある」との声もあるが、逆境で迎えたはずの党大会は表面上、剛腕男の党内支配力を見せつける舞台と化して幕を閉じた。

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聴取への対応「小沢氏の判断」=首相(時事通信)

 鳩山由紀夫首相は19日午前、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる事件で、小沢氏が東京地検特捜部の任意の事情聴取に応じる方針を固めたことについて「(聴取を)受けるか受けないかという話は、小沢幹事長ご自身が判断されることだ」と述べた。
 首相は「(この件で)私の方に小沢幹事長からは連絡はありません」とも語った。首相公邸前で記者団の質問に答えた。 

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