元保育士が「産んでないのに死産」と一時金(読売新聞)

 子ども2人を死産したと偽り、国民健康保険の出産育児一時金をだまし取ろうとしたとして、滋賀県警甲賀署は7日、甲賀市教委の元臨時保育士瀬古真奈美容疑者(26)(甲賀市甲賀町五反田)を詐欺未遂、有印私文書偽造、同行使の疑いで逮捕した。

 発表では、瀬古容疑者は妊娠、出産した事実がないのに、昨年3月に双子を死産したとする偽の出産育児一時金支給申請書を作成。同年12月9日、全国健康保険協会滋賀支部(大津市)に郵送し、一時金76万円を詐取しようとした疑い。容疑を認めている。

 申請書の医院署名欄が手書きで記入されているなど不審な点があり、同支部が病院に問い合わせて発覚した。また、瀬古容疑者は同年に計84日間の産後休暇を取っており、市は今月6日付で懲戒免職にしている。

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 事件を受け、甲賀市は7日、中嶋武嗣市長と安田全男副市長の給料を減給3%(1か月)、國松嘉仲教育長は同5%(同)にすると発表した。近く臨時議会を開き、条例改正案を提案する。また、監督責任を問い、市教委の次長ら5人を厳重注意処分とした。

 記者会見した國松教育長は「申し訳ない。今後、医療機関に確認するなどチェックを厳しくする」と謝罪した。

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